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しらさぎ

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2022.10.12

白鷺

蓮通寺の近くの田圃に白鷺が沢山飛来してくれています。
御堂の縁から眺めると、田んぼの中に白いものが凄く沢山見えて、塩津大川の河原や浅瀬にたむろして餌を食べ、人に驚いて一斉に飛び立った様子は壮観そのものといいうことができて、白い美しい姿は姫路城の天守閣の別名となっているのがよくわかります。

しらさぎとは

白鷺は、ほぼ全身が白いサギ類の総称で、コサギ属の旧名です。ダイサギ、チュウサギ、コサギ、や、稀に飛来するカラシラサギが該当します。時にはアマサギや、黒鷺の白型を加えることもあり、目前の白鷺を同定するには、大きさや嘴、足趾の色、冠羽の有無などを手がかりとしてします。渓流などの水域にはあまり生息せずに、比較的不栄養価が進んだ水域に生息することが多く、他の種類のサギたちとも同じ場所に集まって営巣して、繁殖し、このサギ類の集団の繁殖地は鷺山と呼ばれています。集団で営巣することから、糞、餌や雛の腐臭や鳴き声が、人にとっては気になることがありますが、蓮通寺の近くではそのような苦情は聞いたことは聞いたことはないようです。

しらさぎの種類 ダイサギ

ダイサギはペリカン目サギ科に分類され、分布は世界の熱帯、温帯に広く分布し、御大のものは冬になると暖かい地域に移動します。日本では亜種のチュウサギが夏鳥として日本で繁殖し冬は南方へ渡って、また亜種のオオダイサギが冬鳥として中国東北部で繁殖し日本に渡って越冬します。繁殖地はユーラシア大陸の中部かの中国西部からカスピ海沿岸、黒海沿岸、イラクの辺りを中心とした地域と、アメリカ合衆国の中西部などで、周年生息地は南アメリカ大陸の大部分、アフリカの中部から南部、越冬地はアメリカ合衆国の大部分とメキシコ、フランス、中東のからインド北部にかけてです。形態は体長90センチくらいで、日本ではアオサギと並ぶ最大級の詐欺で、全身の羽毛が白色です。雌雄は同色で脚と首がとても長く、嘴も長く、足は全体が黒く、夏羽では嘴が黒くなり、足の基部がわずかに黄色がか李、胸や背中に長い飾り羽が現れ、眼先が緑がかる婚姻色が現れることもあって、冬羽では飾り羽がなく嘴が黄色くなります。チュウサギと似ていますが、チュウサギは体長が小さく、ダイサギは嘴が長く、眼下にある口角の切れ込みが眼より後ろまで食い込むので判別できます。水田や川や湖沼などで、魚、両生類、爬虫類、昆虫を重にに捕食して、首をS字に縮めて立っている姿が観察されます。

しらさぎの種類 チュウサギ

チュウウサギは、鳥綱ペリカン目サギ科アオサギ属に分類され、分布は、サハラ砂漠以南のアフリカ、南アジアからインドシナ半島、中国、スンダ諸島、オーストラリア北部および東部で、冬季になるとカロリン諸島やマリアナ諸島に移動し、日本では夏季に本州や九州に飛来し、暖かい場所では越冬することもあります。ユーラシア大陸、アフリカ、オーストラリアの温帯から熱帯に分布します。
繁殖地は中国南部から日本列島にかけての地域で、周年生息地はアフリカの中西部、中東部、東南部、インドから東南アジア、オースとラリア北部東部で、越冬地はボルネオ島、マレー半島南部、カンボジアなどの地域です。河川や湿地、マングローブ林に生息して単独もしくは小規模な群れを形成して生活し、魚、や両生類を捕食して日本では主に農耕地で捕食をおこなって、湿地棲に特化して農耕地への依存性が強く、農耕地では獲物を待ち伏せて29、4%を魚類、17、4%ずつを甲殻類と昆虫、11、6%を両生類を捕食し、干潟ではゆっくり移動しながら獲物を捕食し、76、3%が魚類を占めているようです。ダイサギやコサギが昼間に水田や湿地、浅い胡椒や河川などの湿地で魚や両生類を捕食するのに対して、チュウサギは田植え前の田圃、休耕田などの比較的乾いた場所で、バッタなどの昆虫を捕食します。他の種類と混合した繁殖地を形成し、雄が素材を運んで雌が営巣し、雌雄ともに抱卵し抱卵期間は二十四日から27日で、他のしらさぎと同じように繁殖期以外は単独で行動します。
形態は、体長63センチから72センチほどで、ダイサギより一回り小さく、虹彩や黄色で、眼先や嘴は黄色で、後肢は黒で、繁殖期になると背や胸部の羽毛が長くなり、眼先は青緑色に、嘴は黒くなり、夏羽の時は背に飾り羽が現れ、眼先が少々緑がかって冬羽では嘴は黄色くな流。全身が白色で、足は全体に黒く、眼先が黄色でダイサギに似ていますが、体調がダイサギより小さいのと、嘴が短く眼下に入る口角の切れ込みが眼の真下で止まることで区別します。

しらさぎの種類 カラシサギ

カラシラサギは、ペリカン目サギ科コサギ属に分類され、インドネシア、タイ、朝鮮半島、中国、台湾、日本、フイリピン、ベトナム、マレーシアに
分布して、夏季は朝鮮半島や黄河河口地域で繁殖し、冬季は台湾や東南アジアに南下し、日本には稀に越冬のために九州や南西諸島に飛来します。体長は60〜68センチくらいで、全身は白い羽毛で覆われていて、虹彩は黄色で後肢は黒く、足趾は黄緑色です。

しらさぎの種類 アマサギ

ペリカン目サギ科アマサギ属に属して、アフリカ、北アメリカ、水面アメリカ、ユーラシア大陸南部、インドネシア、オーストラリア、日本、ニュージーランド、フィリピン、マダガスカルに分布して、体長は46〜56センチくらいで後頭、胸部から腹部にかけて白い羽毛で覆われ嘴は短く黄色で後肢は黒褐色です。草原、農耕地、湿原に生息し、小規模な群れを形成し、主に昆虫を捕食するが、魚や両生類、小型の爬虫類、甲殻類も捕食します。

まとめ

しらさぎは。真っ白で優雅な姿が田んぼなどの自然に溶け込んで、目を楽しませてくれます。優雅な姿は我々僧侶にも必要なことで、お袈裟、法衣の着奘の仕方、立ち居振る舞いの所作も優雅でなくてはなりません、それは偉そうに見せることではなく、声明とともに極楽の荘厳の一つで、綺麗なお勤めの声明、所作をお参りの人々に聞いて観ていただき、極楽を感じて頂かねばならないのです。「恭敬の会」でも、極楽の荘厳を観想していただけるよう、お勤めを聞いていただき所作を見ていただき、安堵していただけるよう僧侶みんなで身につけられるよう研修しています。研鑽を積んで僧侶がお伺いし、礼拝の対象の三つ折り本尊を授与し、その前で綺麗に丁寧にお勤めし、そのあとお骨を預かって納骨します。恭敬の会の送骨、訪問預骨、永代経、永代供養は、ありがたいと重kっていただけるのを目指しています。

送骨 恭敬の会 訪問預骨

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