Blog ブログ

クレーン

ブログ

2022.09.30

クレーンの日

九月三十日はクレーンの日です。
昭和五十五年(西暦1980)、日本クレーン、ボイラー安全協会が制定しました。
昭和四十七年(西暦1972)九月三十日、現行の「クレーン等安全規則」が交付されました。昭和四十二年(西暦1967)日本クレーン協会が、旧クレーン等安全規則が施行された十一月一日を「クレーンの日」として制定したことに始まって、それから数年後にボイラー、クレーン協会が六月六日を「クレーンの日」として制定したのですが、両協会を所管する労働省から統一するように勧奨され、昭和六十年に九月三十日を「クレーンの日」として統一されたのです。

クレーンとは

クレーンは英語ではCreneで、読み方といたらクレインになっります。これを意訳すると起重機となり、巨大なものや重いものを吊り上げて運ぶ機械のことです。
クレーンとは本来は「鶴」のことで、首の長い鳥が首を伸ばした形に似ていることからこの名がつきました。人の力では持ち上げることの出来ないものを吊り上げる装置として考えられ発展してきました。吊り上げるだけでなく移動させる機能も付け加えられていきました。
日本では、クレーンは「荷を動力を用いてつり上げ、およびこれを水平に運搬することを目的とする機械装置」とされていて、「楊貨装置および機械集材装置」は含まれません。
1、荷を動力を用いてつり上る(人力によるものは含まない)
2、これを水平に運搬することを目的とする機械装置(人力によるものも含む)
と言ったもので、荷のつりあ上げのみを行う機械装置はクレーンに含まれないのであって、荷のつり上げを人力で行う機械装置は、荷の水平移動が動力であってもクレーンには含まれず、荷の吊り上げを動力で行う機械装置は、荷の水平移動が人力であってもクレーンに含まれ、また。クレーン等安全基礎によって、移動式クレーンや貨物等を吊り上げて移動させるクレーンの一種で、本体とは別に設置された原動機の巻き上げ機からケーブルを介して本体のブームの上げ下げや旋回をさせることで稼働するデリックは、クレーンには含まれないのです。

クレーンの歴史

クレーンの歴史を見ると
重いものを吊り上げるクレーンは、古代ギリシャで発明されました。西暦紀元前515年にギリシャの寺院の石材に吊り上げ用の加工が施されていたことが、考古学によって明らかにされていて、この加工自体やその位置から、クレーンが使われていた可能性が高いと考えられるのです。回転ハンドルの回転力を歯車装置などで減速して回転させるドラムでロープなどを巻き取って、ロープなどに張力を与えるウインチと滑車の部品のプーリーが発明されると、すぐにスロープに変わって、クレーンが吊り上げ作業の主役となりました。
古代ローマでは、ギリシャのクレーンを取り入れ、発展させ盛んにクレーンが使われて様々な建造物が建てられていき、大きくなっていきました。最初はトリスパトスと呼ばれる単純なジブとウインチ、ロープ、プーリー三枚で構成されたこので、人が吊り上げる3倍の重さのものを吊り上げられ、それが拡大発展していき、50トン以上の物を吊り上げられるようになっていき、バールベックのジュピター神殿のような大きなものも建造されていきました。
それがヨーロッパの中世になると、足踏み式で滑車に取り付けたロープが回転車の回転によって軸に巻き上げられるトレッドウィール、クレーンと呼ばれるクレーンが使われるようになって、港湾クレーンとして使われ始めました。港湾クレーンは定置式でトレッドウィールが二台設置され本体が回転するようになってt=いて、岸壁の蘇がに設置されていました。
近世になって色々改良が加えられ、産業革命になって、西暦1838年ウイリアム、アームストロングによって水力によるクレーンを設計し、それが改良発展いていきました。
日本においては、貞観九年(西暦867)に、東大寺の大仏を修復させる作業において、斎部文山が「雲梯之機」と言われるクレーンを使ったことが「日本三代日録」に記載されていて、雲梯とは古代の中国の攻城用の折りたたみ式の梯子車で、その梯の先に綱を轆轤で綱を手繰り寄せ大地震で落下してしまっった大仏の頭を引っ張り上げたとされています。


クレーンの種類

クレーンの種類は
天井クレーンと呼ばれる建物の天井に設置され、建物内で吊り上げ、移動する斧で。普通がた天井クレーン、クラブトロリ式天井クレーン、ロープトロリ式天井クレーン、ホイスト式天井クレーンなどがあります。
外で使われるものは、コンテナを船に積み込んだり、降ろしたりする港湾用コンテナクレーン、ビルの建設などで使われるタワークレーン、ジブクレーン、橋型クレーン、アンローダ、ケーブルクレーン、モノレールホイスト、スタッカークレーンなどがあります。

まとめ

クレーンは、人間が自分の力では吊り上げられないようなものをどうしたら吊り上げて移動することができるかを考えて、発明され、発展していき各種の産業においても物流の現場においても、建設においても、大いに活躍していて今の世の中には欠かせない機械で、これがないと社会の動きができなくなってしまうほどのものです。吊り上げるというのは、人が亡くなって極楽浄土に吊り上げていくものとして「恭敬の会」は始められたのです。それは亡くなった後、お悔やみもされずにお供養もされずに、お骨を送られるだけということが行われ始め、極楽浄土に往生できないという人ができてしまう恐れがあるのを、恭敬の会によてクレーンのように吊り上げ、極楽浄土に往生していただくために、僧侶がお伺いし、礼拝の対象となる三つ折り本尊を授与し、その前で丁寧にお勤めをして、お骨を預かり納骨するこのなのです。恭敬の会の送骨、訪問預骨、永代経、永代供養は人々をお浄土に吊り上げるクレーンの役割を果たします。

送骨 恭敬の会 訪問預骨

この記事をシェアする