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夏祭りについて

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2022.07.27

日本の夏祭り

日本においては、毎年七月上旬から8月下旬にかけて各地で夏祭りが行われます。その際たるものが祇園祭です。
夏祭りは厳粛な儀式より華やかさのある行事といいう色彩が強いようです。
農村社会では、夏の時期の農作業(田んぼの畦の草刈り作業など)等による労働の疲れを癒すために行われるのや豊作を祈る行事が主に行われます。
都市社会では、暑い時期の疫病封じ(祇園祭がその例)、それで亡くなった人たちを弔う行事を起源としたものが多いyようです。

日本にはたくさんの夏祭りがあります。

日本の夏祭りにはたくさんのお祭りがあり、北から南まで沢山の夏祭りがあり、それらを北から順番に有名なものをあげていけば。
青森ねぶた祭り、弘前ねぷた祭り、秋田竿頭祭り、仙台七夕祭り、東京深川祭り、愛知津島天王祭り、京都祇園祭、大阪天神祭、徳島阿波踊り、高知よさこい祭り、福岡祇園山笠、熊本山鹿燈籠祭り などが有名で、それぞれその地域の特色を表していています。

青森ねぶた祭り

青森ねぶた祭りは、8月2日から7日にかけて行われる夏祭りで、ねぶたと呼ばれる台車の上に趣向を凝らした張り子のようなものを作って、その中に照明をつけて灯し、街中をお囃子と共に練り歩く勇壮なものです。
弘前でも行われているのですが、こちらは「ねぷた」と言われています。

その由来は、征夷大将軍の坂上田村麻呂が陸奥国の蝦夷征討の際に、戦場において敵を油断させておびきき寄せるために、大燈籠、笛、太鼓で囃し立て事が始まりと伝えられています。
それが大型の燈籠に火を入れ町中を練り歩くようになっていきました。今では
横幅9メートル、高さ5メートル、奥行き7メートルという大きなもので、台車の上に針金で作った骨組みを作り、歴史上の人物や伝記なのにちなんだものを組み立て、その上に紙を貼って着色塗装した貼り型を作って、その張り型の中に蛍光灯などの照明器具を仕込んで、夜に照明を灯して、街中をお囃子とともに練り歩きます。

仙台七夕まつり

仙台七夕祭りは、伊達政宗が藩祖の先代において、七夕にちなんで行われる行事で8月6日から8日にかけて行われ、街中に飾りが吊られて華やかな雰囲気が楽しめます。
仙台七夕では、七種類の飾り付けがされ、短冊(学問や書の上達を願う)、紙衣(病や災いの身代わりとする、裁縫の上達を願う)、折鶴(長寿を願う)、巾着(富貴、貯蓄、商売繁盛を願う)、投網(豊漁を願う)、屑篭(飾り付けを作るときにでた断ち屑、紙屑を入れて、清潔と倹約を願う)、吹き流し(織姫の織糸を象徴する)の七種類の意味が持たされているのです。

秋田竿燈祭り

秋田の竿燈祭りは毎年8月3日から6日にかけて行われる祭りで、竿燈全体は稲穂に、連なる提灯を米俵に見立てて、額、腰、肩にのせて豊作を祈る祭りです。
笹や合歓木に願い事を書いた短冊を下げ、それを手にし練り歩き川に流して、夏の邪気や睡魔の祓うことが原型とされていて、五穀豊穣、無病息災を願っていて、長さ12メートルに及ぶ竿に46個もの提灯をつけ明かりを灯し、額、肩、腰でそれをバランスよく乗せる勇壮な祭りです。

深川祭り

深川祭りは、現在東京の江戸深川にある富岡八幡宮で毎年8月15日に行われ祭礼です。暑さ避けに水をかけたことから、水掛け祭りとも言われています。
三代将軍徳川家光に世継ぎとなる男子が誕生したことを祝って、幕府の命によって始ま李、永代橋に人が殺到して橋が崩落したというくらいの人気で、氏子」町内の五十基の神輿が渡御するという勇壮な祭りです。

津島天王祭り

天王祭は、愛知県尾張津島の津島神社のお祭りで、川祭りとしては華麗さが素晴らしい祭りで、室町時代から行われていて、織田信長の織田家は津島を漁していて、そこで財を成して終わりを統一して行ったので、織田信長も津島天王祭りを観たかもしれません。
クライマックスは、七月第4土曜日の宵祭り、その翌日の朝祭で、宵祭りでは500個余りの提灯をまとった巻藁舟が津島笛を奏でながら、天王川を漕ぎ渡って、揺らめく提灯が川面に映り、幽玄さを際立たせます。

天神祭

天神祭は、大阪天満の天満宮に祭礼で、毎年6月下旬の吉日から7月25日に亘って約一月行われ。クライマックスは陸渡御、船渡御です。
平安時代の天暦五年(西暦951年)より始ま李、大川より神鉾を流し、流れ着いた場所に祭壇を設け、禊祓いを行ったことからで、それが鉾流し神事の元となり、その最上に船で奉迎したことが船渡御の始まりとされています。
鉾流し神事、陸渡御がおこなわれ、大川に多くの舟が行き交う船渡御が行われ花火があがり、大阪の最大の祭りです。

阿波踊り

阿波踊りは、現在徳島県の阿波を発祥とする盆踊りで、三味線、太鼓、鉦鼓、篠笛などの二拍子の伴奏によって「連」と呼ばれる踊り手の集団が踊り歩くもので、「えらいやっちゃ えらいやっちゃ よいよいよいよい 」という唄がが有名な踊りで、徳島の夏の風物詩です。

博多祇園山笠

博多祇園山笠は、博多(現在は福岡市博多区で、博多の方が古くからの街)の鎮守である櫛田神社の神事で、毎年7月1日から15日にかけて行われる700年もの歴史がある祭りです。
鎌倉時代の仁治二年(西暦1241)博多で疫病が流行り、承天寺の住職が町民に担がれた施餓鬼棚に乗り、水を撒きながら街を清めて回り疫病退散を祈念して回ったという伝えがもとになって始まり、飾り山笠という山車に乗った飾りをひい街中を練り歩いたのが、抜きつ抜かれつの競い合いになって、勇壮さにおいて比べるものがないと言われるほどです

北近江でも

夏祭りがあり、七月の終わりに、塩津では塩津中の香取神社境内にある「かわそさん」、余呉の中之郷の「かわそ」、マキノの「かわそ」という祭りがあり、病に苦しむ女性を救ったという伝えが始まりで、女性の神様をお祀りしていて、以前はたくさんの露店が並んでたいそうな賑わいで、それが夏休みの始まりの頃でしたから、かわそ祭りになると夏休みになると楽しみでした。

まとめ

祇園祭をはじめとする日本の夏祭りは、豊作祈願とともに疫病退散から始まったものが多数で、それは目に見えないものを恐れ、平安無事を祈るものです。平安無事に過ごす第一歩は、亡くなった方を大切にし、感謝の念を持つことが大事ではないでしょうか、それには恭敬の会がお役に立てるのです。恭敬の会の送骨 訪問預骨、永代経は、皆様の夏祭りを楽しんでいただくのと同じように、心が平安でいられる因なのです。

恭敬の会 送骨 訪問預骨

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