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献血

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2022.08.21

献血について

昭和三十九年(西暦1964)八月二十一日、それまで行われていた「売血制度」おやめて輸血用の血液を集めるために献血によって確保する体制を確立するために閣議で蹴っっていされました。
それまで行われていた「売血制度」では、売血する人が限られていて、売血常習者の人の血液は血球が少なく、血漿部分が目立って「黄色い血」とまで呼ばれていて、輸血しても効果がなくて、また輸血後に肝炎等の副作用を起こすことが度々起こり、大きな社会問だとなっていたのです。この献血制度が始まり、昭和四十九年(西暦1974)には民間商業血液銀行が預血制度を廃止したために全てを献血え確保する体制になったのです。

献血の基準

献血は健常者であれば誰でもできて、献血することによって体に影響を受けることはほとんなく、安心して献血できます。
四十年ほど前は、親類が手術するから献血していたら献血手帳を貸して欲しいということがあって、私もかしたことがありました。
採血の種類としては全血採血と、成分採血があって、全血採血には200mlと400mlがあり、200mlは16歳から69歳までの男女で、体重は男性は45kg以上、女性は40kg以上、400mlは男性17歳から69歳まで、女性は18歳から69歳まで、で体重は男女とも50kg以上となってます。
成分採血は、血漿、血小板ともに600ml以下で、血漿は男女ともに18歳から69歳、体重は男性45kg以上、女性40kg以上です。血小板は、男性18歳から69歳、女性は18歳から54歳まで、体重は男性45kg以上、女性40kg以上となっていて、妊娠していると認められる人、または過去6ヶ月以内に妊娠していたと認められる人、採血により悪化するおそれのある循環器系疾患、血液疾患に羅っていると認められる人、有熱者その他健康状態が不良であると認められる人からは採血しないことになっています。
血漿成分兼献血の体重別献血量の目安としては
40kgから45kg未満の人は 300ml(女性のみ)、45kgから50kg未満の人は 300ml〜350ml、50kgから55kg未満の人は 400ml、55kgから60kg未満の人は 400ml〜450ml になっています。

献血はボランティア

献血は怪我や病気で輸血や血漿分画製剤を必要とする人達のために、自発的に自分の血液を無償で血液を提供する行為で、献血は命をつなぐボランティアで、献血した血液から、輸血用血液製剤や血漿分画製剤が作られて、病気や怪我の患者さんの治療に役立っているのです。
国内において、年間で献血を行なっているのは約500万人で、献血量は200万リットルです。献血で提供された血液は、年間で約100万人の人達の輸血に使われていて、輸血のために献血が必要な理由は、医療技術の進歩はめざましいのですが、血液は人工的には造れず、長期保存ができないのです。それと献血者の健康を害さないために、一人の人が一年間に献血できる量や回数には上限が設けられているので、できるだけ沢山の人々が協力してくれることが大事なのです。
今年の五月に、私より四歳年下の門徒さんが、日曜日に家のそばの畑の手入れをしていて、突然倒れ、病院に搬送されたのですが、静脈瘤破裂となり、輸血をすることになったのですが、血液型がRH -で、病院に輸血用の血液がなく、遠くから離れた血液センターから運んでもらうことになったのですが、間に合わず、手足の先が壊死してきて、輸血しても効果がなく、輸血できずに亡くなってし真たのです。珍しい血液型というのもありましたが、病院に保存したあれば、と悔やまれることでした。このことからも、献血はより沢山の人がして欲しいと思いを強くして、私も、あと数年しかできませんが、今までより献血しなければとおみました。

献血できない人

献血にはできない人もあります。
当日の体調不良、服薬中、発熱がある人。出血を伴う歯科治療を鵜受けた人。
一定期間に予防接種を受けた人(一年)。六ヶ月以内にピアスの穴をあけた人。
六ヶ月以内に入れ墨を入れた人。外傷のある人。動物または人に噛まれた人。
特定の病気にかかったことのある人。海外旅行および海外で生活をしたことがある人(帰国後、4週間以内の人)。輸血液臓器移植歴のある人。
エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる人。
クロイツフェルト、ヤコブ病の人、またはそれと疑われる人。
妊娠中、授乳中の人、新型コロナウイルスの検査を受けた、診断されたなどの人。

献血にメリット

献血をすることによってメリットもあるのです。
先ず、血液検査が無料で受けられる。健康診断ではわからない項目が把握できる(併用できる)。血液中の異常値が把握できる。というメリットがあって、この中でも脂質鵜あ白血球、赤血球の数量は、献血における血液検査でも把握できるのであって、健康診断と併用した場合には、体内の状態を詳しく知ることができるのと、場合によっては献血と同時にB、C型肝炎や梅毒検査なども行え、異常がある場合にはお知らせするサービスもあるのです。
献血でわかる項目としては、アルブミン(血清蛋白の50%を占める物質で、栄養のバランスが崩れると値が減少します)。コレステロール(血液中の脂質の一つで、多くなるほど動脈硬化のリスクが高まります)。白血球(免疫機能として働く物質で、細菌による感染症では増加、ウイルスによる感染症では減少する傾向があります)。

まとめ

献血は命をつなぐボランティアで、それによって凄く沢山の人たちが怪我から治ったり、病気を克服したり、死の縁から戻ってこられたりできるのです。自分の健康状態を知ることができるというメリットもあるのですが、世の中の為、人の為に自分にできることを行うという、施しの気持ちが一番大きく、それは仏様の教えの「布施」そのものなのです。また、利他という面があり、自分の利益のために行動するのでなく、人の利益のために行動することで、それがやがて自分の利益にもなってくるのです。「恭敬の会」は自分ができることを負担が少なく行うという、自利だけでなく利他の面が大きくあり、これによってご先祖や亡くなった方も悦んででくださり、それが自分の安心につながっていくのです。
恭敬の会の送骨 訪問預骨、永代経、永代供養は、自利利他円満するのです。

恭敬の会の送骨 訪問預骨

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