Blog ブログ

統一教会について

ブログ

2022.07.29

統一教会

今話題の「統一教会」は、西暦1954年韓国で文鮮明によって設立されたキリスト教の教義を元と新興宗教団体で、「世界基督教統一神霊協会」というのが元の正式名称で、現在は「世界平和統一家庭連合」というようです。
先月末に、奈良の西大寺駅前で安倍晋三元総理大臣が暴漢に手作りの銃で撃たれてお亡くなりになるという悲惨な事件が起こり、その暴漢の母親が統一教会の信者で、考えられないような莫大な献金をし家庭が崩壊し、その恨みをこともあろうか安倍元総理に向けて、犯行を起こし殺害してしまいました。
それからは毎日、マスコミでは統一協会のことを取り上げ、統一協会と関係がある政治家などの人たちを煽り出そうとしています。

統一教会の成り立ちと教義のもと

西暦1950年から53年にかけて行われた朝鮮戦争の直後の、西暦1954年に韓国の地方で文鮮明がキリスト教の思想をもとに著述したといわれる「原理原本」を元にしているが、キリスト教の三位一体の聖霊(1、父なる神、2、神の子であるキリスト、3、聖霊の三つが一体であるとする教え)とは関係がないようです。
1、全ては一つの存在から始まった。2、最初の存在が生命の起源。3、人が霊人と肉身から成っている理由。4、霊人世界と肉身世界との相対性創造原理。5、世界の中心的宗教はキリスト教。6、創造原理と堕落原理。7、自分を知ることで神様が分かる。8、聖書は原理を直接教示できない。9人類救援のみ旨を成就するための工作。10、命の木に対する根本のみ旨。11、アベル以降の摂理。12、神様の責任分担摂理期間。13、イエスの責任分担摂理期間。14、復活の根本意義。15、天使長のラッパの意義。16、審判の根本意義。17、神様の摂理から見た人類歴史。18、相対的関係から見た理想論。19再臨主を中心とする理想論。20、摂理路程における40数復帰の根本意義。21、宗教と科学。22、原力作用の働き。23、神様を中心とする国家形成。24、地上天国を築くにあたって。25、原理的な成長期間から見た進化論。26、反対性作用。27、分立と合体。28、原理世界について29、み旨成就のためにい果たすげきこと。30、天と地に母を迎えなければならない。31、核体と附体。32、なぜ人が堕落しないように摂理されないか。という内容について書かれたもので、これが統一協会に教義だと言えます。  

統一教会の活動

日本には昭和三十三年に通称名西川勝(本名チェ、ボンチェン)が密航して伝え、アメリカやヨーロッパにでも活動を行い広まったが、フランスなどでカルト教団と指定されている。昭和三十九年に日本で宗教法人としての認可が下り、「原理研究会」という会も作られ全国の大学で学生たちに対する伝道を始めたのです。原理研と言われ色々な大学でも行われ、マインドコントロールや原理研問題として話題と問題になっていました。又同年に「国際勝共連合」も設立しました。平成になり霊感があるように振る舞って、先祖の因縁や霊の祟り、悪いカルマがあるなのど話をして、不安を煽り、印鑑、数珠、多宝塔などをとんでもない金額で商品を売る悪徳商法で、日韓併合の罪を清算するために日本人は韓国に経済的でも貢献しなければならないという教義を用いた「霊感商法」と、マインドコントロールで人の不幸を巧妙に聞き出して霊能者を装った売り手が、その不幸を先祖の祟りだといった因縁話を持ちかけ、この商品を購入すれば先祖の祟りは消えてなくなる、このままだたもっと悪いことが起きると、不安を煽り凄く法外な値段で売りつけるのです。それが消費者センターに苦情が届き出し、マスコミが取り上げ、平成三十年になってようやく「消費者契約法」が改正され、霊感商法について消費者契約を取り消すことができるようになり、被害は少なくなりつつあります。
霊感商法は下火になりつつあるのですが、平成の初めには合同結婚式と言って、「神様は人が互いに愛し合う世界を創りたいと思われ、男性と女性とを創られた
」という説に基づき、人間の原罪は、人類の祖のアダムとイブがサタンを中心として愛の関係を結んだことによるのであって、神を中心とした男女が結婚しなけらばならないとして、統一教会ではこれを最も重んじていたのです。そこで教祖が選んだ相手と結婚しなければならないとし、沢山の人が韓国に集まり合同結婚式に参加するもので、私の同い年の元アイドルも参加して、マスコミも大々的院取り上げました。これも、日本人は日韓併合の罪を償うために金銭的な献金又は自らの身体をもって償わなければならないということに基づいているのです。
最近では合同結婚式は、あまり耳にしませんが、安倍元総理を殺害した犯人の母親のように、法外な献金を強要まがいにして献金させるということは、まだまだ行われています。

東本願寺も統一教会の問題が

東本願寺も統一教会の問題は、他人事ではないのです。
それは、昭和三十九年に設立された「国際勝共連合」が安倍元総理の祖父である岸信介元総理が、統一教会に文鮮明氏と交流があり、勝共連合は東本願寺が法主派と呼ばれるグループと、改革派と呼ばれるグループが二十年にわたり対立し、法主派のグループが浅草にある東京本願寺(現在は浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)が真宗大谷派から離脱独立する際に、勝共連合と結びついていると仕切りに宣伝されたことがあったのです。実際はなかったようですが、東本願寺の教えを痛出しているものとしては、全く他人事とは言えないのです。

まとめ

この統一教会の問題は、献金問題、霊感商法、韓国への贖罪意識を持たせるマインドコントロールという大きな問題で、これは宗教から人々の心が離れる要素にもなっていると思いますし、なるべく面倒なことは関わりたくない、したくないという意識が広まっていく恐れがあり、ますます亡くなった方に対する思いやお悔やみにたいしても、しなくて良い、簡単に処分できればう良いという風潮ななっていくのではないかと危惧いたします。そこで多額の寄付や活動に参加を強要するのでなく、負担が少なく、しかし丁寧に懇ろにお供養をすることができれば、お気持ちも落ち着き心の平安の保てって、先祖や周りに感謝に思いを持って暮らしていくために、恭敬の会があり、その手段 方法として恭敬の会の送骨、訪問預骨、永代経、永代供養があるのです。

恭敬の会 送骨 訪問預骨

この記事をシェアする