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豪雨

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2022.08.17

豪雨について

昨今、豪雨が各地で続いて、被害もたくさん発生して、被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げます。
テレビのニュースなんかで、豪雨がおこって表現に困ったのか、「五十年に一度起こるくらいの」と表現していたら、それが毎年起こるようになってしまい、五十年に一度どころか毎年の豪雨と表現しなくてはならないのでは、なんて思ってしまうくらいですね。

現在は技術の進歩と

昔は、各地に張り巡らされた、気象観測所と機器によって集められた気圧や風向き風力などの情報をまとめて、気象庁に集められ、気象庁でで天気図を作成して発表されていました。中学生の頃、理科で宿題が出され、ラジオで気象情報を聞き、それを自分で何も描いてない気象図に書き込み、気象図を作るというのがあって、懸命にラジオを聞いて描きこむことがありましたが、今の子供達には考えられないことでしょう。それも日本の情報だけで、外国の情報は入ってこないので、予報が当たる確率は今よりははるかに低かったのです。

富士山レーダー

 少しでも天気予報の精度を上げるために、昭和三十四年(西暦1959)の伊勢湾台風で甚大な被害を受けたことで、なんとしても早く正確に気象情報をてに入れるために、日本で一番高い富士山の頂上に気象レーダーを設置することになり、富士山の頂上の剣ヶ峰(3776メーター)に設置されえいた「富士山測候所」に鉄筋コンクリートの強固な建物を作り、組み立てられたドームをヘリコプターで運び、昭和三十九年(西暦1964)に完成し、平成十一年(西暦1999)にレーダー観測は停止し、平成十六年に機械による自動観測装置が設置されたことで測候所は閉鎖されました。

アメリカ軍の情報

富士山レーダーによって気象情報の精度は上がったのですが、大陸の気象情報などは入ってこないので、現在ほどの正確な気象予報はできなかったのです、ところがアメリカ軍は宇宙に打ち上げた衛星によって、いち早く正確な気象情報を得ていたのです。昭和61年京都で勤め始めたとき、外でも行う大きな法要を行うにあたり、気象情報を集めていて、アメリカ海軍の気象情報が一番正確だということをしり、それによって法要もスムーズに行えたことがありました。

技術の進歩で

よその国の気象情報は軍事的な機密にも属することから入ってこなかったのでしたが、今ではアメリカ軍の衛星に頼らなくても日本独自で打ち上げた「ひまわり」と名付けられた気象衛星によって、大陸の奥地や太平洋の先の台風が生まれる辺りまで観察することができるようになり軍事機密ではなくなったので、雲の様子や大気や風の流れも把握できるようになり、天気予報はより正確となり、生活が便利になりました。

五十年に一度の豪雨

気象衛星によって天気予報はほぼ正確になったのですが、ところが地球温暖化の影響か気象はすごく変化していき、今まででは考えられないようなことが起こるようになってしまい、気象庁としても表現に困って「五十年に一度の豪雨」というようになりました。ところが、その五十年に一度というのがが毎年起こるようになってしまいました。
平成二十六年(西暦2014)八月二十日広島市安佐北区、安佐南区で豪雨によって土石流が発生し死者七十四名、家屋の全半壊255件という災害が起きました。
平成二十八年(西暦2016)八月台風と北海道に停滞した前線による豪雨で、死者25名、住宅倒壊、農作物に甚大な被害を及ぼしました。
平成二十七年(西暦2017)七月、福岡県と大分県で集中豪雨が発生し、死者行方不明者42人という災害が起きました。
近年起こった豪雨によるものだけでも、
令和元年(西暦2019)八月。長崎県から佐賀県、福岡県の広い範囲で、長時間にわたって線上降水隊による集中豪雨が発生し、九州北部豪雨と名付けられました。
令和二年(西暦2020)七月、熊本県を中心にして集中豪雨が発生しました。
令和三年(西暦2021)七月、静岡県庁熱海市の伊豆山地区で発生した土砂災害で、住宅131棟が被害を受けました。
というように毎年のように起こり、五十年に一度どころではなくなりました。

滋賀県でも

今月四日の夜から降った雨で、滋賀、福井の県境付近に降った豪雨は、165ミリに達して、五日に高時川が増水し、杉野川と合流する当たりや、高時川と姉川の合流点付近で氾濫し、北陸本線も福井県今庄付近で土砂が流入し運休し、国道8号線も敦賀で土砂崩れ、北陸道も今庄付近で土砂崩れとなって通行止めになりました。

地球温暖化

昨今の極端な豪雨による災害は、地球温暖化によるものだと言われています。
地球温暖化は二酸化炭素の排出が増えたことによるものだと思われ、産業革命が始まる前に比べて世界の平均気温は一度以上上昇していて、このままいけば最高っ五度以上あがってしまい、海面が上がるのと、気候変動がもっと激しくなります。
化石燃料は炭素なので、燃焼すると二酸化炭素が排出されそれが温室効果ガスとなり、それにより地球温暖化が進んでいるんです。その化石燃料によって人間は便利な生活を享受し、文明が進んでいるのです。

まとめ

人間は地球は自分たちのためにあり、自分たちの思う通りにすれば良いと思ってるようですが、人間は地球上の生命体の一部で寄生虫のようなものなのです。温暖化が進み気候変動が大きくなって人間が生きていけなくなっても、地球には関わりないことなのかもしれません。もしくは産業革命以前の生活になるのかもしれません。豪雨や地震なのど災害は、世直しと話しておられた老人がられましたが、そうなのかもしれません。人間は自分たちの都合のいいようばかりしてたり思うのではないよに\うにしなくたはならない時期に来ているのではないでしょうか。それは仏様の教えにも説かれています。仏様に教えを負担が少なく入っていけるのが「恭敬の会」であり、恭敬の会の送骨、訪問預骨 永代経、永代供養は、その入り口なのです。

恭敬の会 送骨 訪問預骨

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